CVCC

アメリカのマスキー法をはじめてクリアしたエンジンです。


ホンダ CVCCエンジン。


http://ja.wikipedia.org/wiki/CVCC


アメリカの排出ガス規制をクリアすることを義務づける法律に対して
GMやFordなどはお手上げ状態でした。


そこへ、まだ名も知れていないホンダが
世界ではじめて規制をクリアするエンジンとして
開発しました。


基本的には
空燃比(ガソリンと空気の混合比率)を
理論値(理論混合比)より薄い状態
(これをリーンバーンと言います)
とすると排ガスがよりきれいになることが想定されましたが、
薄い状態ではなかなか上手に爆発してくれません。


そこで理論値に近い
空気と燃料の混ざった気体を
スパークプラグに接した小さな燃焼室で爆発させ、
その燃焼をリーンバーンさせる主燃焼室に
「誘爆」させようという発想です。


昨今、金融政策だけが叫ばれていますが、
日本企業は往時のGMになっていませんか?