昨今これまでの世の中を反省する動きが
少しずつ見られ始めています。
ここでKen Robinsonのプレゼンを。
むろん字幕は出ますのでご安心を。
http://www.ted.com/talks/ken_robinson_says_schools_kill_creativity.html
この中で「大人になる」と言うことはどういうことか、
について触れられています。
よく言えば物事をわきまえること。
悪く言えば社会通念に即した行動がとれること。
両者はバランスの問題です。
問題はどちらに偏ってもいけないと言うことです。
社会通念、つまり「常識」とは、
いわゆるおきまりのことを決まったように、
一緒の行動をとると言うことです。
その集団の中に、
同じようなものばかりがそろうと、
大きな力を起こしますが、
その力の向きが間違っていると
不幸なことが起こります。
「失敗の本質」という本がありますが
戦前日本も同じように
日本人全員を総動員して同じ方向に向けようとして
失敗したわけです。
人間はほとぼりが冷めると同じ失敗を、
少し形を変えながらまたやります。
でも、その中で新しいものを生みます。
いろいろな人がいる。
いろいろな人が混じり合う。
いろいろな人が相互作用を起こす。
これがいいのでは。