日本で中華料理を食べます。
我々日本人には「いつも」の中華料理です。
この日本の中華料理を中国のメインランド出身の方と食べてみます。
本格四川の麻婆豆腐ですが、
ネイティブの方に言わせると「マー」と「ラー」が足りない。
マー = 麻
ラー = 辣
つまり、唐辛子と山椒です。
本格的だと思っているものでも、
本場の味とは違うわけです。
北米のチャイナタウンで食べるとまた違う味。
大陸で食べると、なるほどこれが、という味。
その現地に合わせて味が変わっているわけです。
イタリアンでも、ヨーロッパ各地でアルデンテとされる時間が違っており、
あの国でイタリアンを食べると独得のイタリアンになっている
というのはざらです。
さて、昨今日本食が絶滅危惧種ということで、
構える向きもあるようです。
その国で受け入れていただけるように、
変化を付けることには寛容でありたいと考えています。
Sushiでもゴジラロールなど、かなりおいしいものもありますよ。