リトアニア東部にシャウレイという街があります。
とてもこぢんまりとした静かな街です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%AD%97%E6%9E%B6%E3%81%AE%E4%B8%98
集落から離れたところに突如小山の上に、
大量の十字架が立っています。
第二次大戦後にできあがったようです。
KGBが何回撤去しても
夜中に人々が十字架を立てる、
撤去する、立てるの繰り返し。
様々な形の十字架があります。
仏教系の私でも圧倒されます。
ラトビアのリーガからシャウレイに向けミニバスに乗ったとき、
横に座っていた老婆が
「パスポート」と言いながらパスポートを用意するように言ってくれました。
すると、かつて出入国管理の審査場があったゲートを
ミニバスがすり抜けていきました。
時代が変わったんですね。
シャウレイに近づくと老婆が「シャウレイ」とまた声を掛けてくれました。
その方は冷戦後旧ソビエト連邦の下で人生を送った方です。