シカゴ ブルース

商都、シカゴ。

そのシカゴの音楽にはジャズやブルースといった特色があります。

ジャズはニューヨークでBlue Noteを
ちょっとかじったので、
本場のブルースを聴きに行きました。

以前Blue Noteの記述で、
グリニッジビレッジという芸術家のあつまる街であり、
若干怪しい雰囲気だと記しました。

シカゴは割と治安が悪くなく、
そんなに怪しい雰囲気ではありません。

選んだ店は、
Buddy Guy's Legends
というところ。

経営者はシカゴブルースの大御所、Buddy Guy.

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%A4

御年70を超える、大ベテランです。

早い時間は前座さんが歌い、
仲良く(いろいろな意味で)している方々がたくさん。

おひねりに近いものも前座さんに。


そのうち、メインのセッションに間に合うように来たベーシストが
俺も!というように舞台へ。

その間にチョコレートケーキがホール丸ごと差し入れられ、
ベーシストが舞台から降りるとかなりの勢いで
チョコレートケーキを。

Blue Noteとはかなり違うゆるい雰囲気です。

そのうち、お客さんも増え、
メインのバンドが。

だいぶ長居をしている私も、
増えるお客さんにちょっと気兼ねして
店員さんに「席を譲りましょうか?」と訊くと、
「気にしないで。楽しんで行って!」と満面の笑み。

サービスもいいです。

ステージ近くのちょっと広くなったところに、
(元)若い男女が集まり、踊り始めます。
すごくゆるいです。
お客さん全員で大盛り上がりです。

早くあがるつもりが、
すっかり夜遅くなりもうそろそろ、、、と思っていると、
おもむろに歓声が上がりました。

大御所Buddy Guyが舞台にいます。
飛び入り参加です。

観客からショットグラスが1杯、また1杯と渡され、
くいっと一気に。

「今夜はベストを尽くすぜ!」とひとこと言ったとたんに
わーっ!と大歓声です。

声量や立ち振る舞いなど、
メインのバンドもかすむ、大御所の存在感がありました。

本物はやはり違います。