飲み会とアルコール依存

春になりました。
花見、歓迎会、年度初めの会合など盛りだくさんです。

飲み会を行うと決まってアルコールの好きな方に関するお話しが出て参ります。

※医学的に正確な知識に基づいているわけではありません。
 正確な判断は最寄りの医師の方までお問い合わせください。

まず、アルコール依存の方は
すでに触れてきたとおり依存を認めてしまうと飲酒ができなくなってしまうので
自分がアルコール依存であることを否定します。
これが否認の病と言われるゆえんです。

すると飲み会に誘うと、
全く断ることなく飲み会に万難を排して出席することが往々にしてあります。

一方で飲み会に誘わないと、
誘われなくとも何とかして飲み会に出ようとします。

理由は何でもいいのです。
依存してしまっている酒を飲むための理由を一生懸命考えます。

そういった光景は、
普通に見ていると見るからに滑稽な単なる笑いで終わりますが、
背景を見るにつけ悲哀が垣間見え
周囲を巻き込んだ大変な病であることを感じるわけです。