失敗は時折発生するものです。
人間は失敗する生き物です。
これに対して、失敗した人物を責め、
教育する・研修を行うというものがあります。
そもそも人間は失敗する生き物ですので、
本来ならば失敗した人物を責めるのではなく、
失敗を犯した背景をチェックし
次なる失敗を起こさないようにするのが
基本です。
本ブログでたびたび触れる航空事故の解析と
改善策です。
その中の一例としてあるのがこの事故。
アシアナ航空214便着陸失敗事故
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/e1a62088cd400a4abdd0b01d2828edac
報道では操縦の失敗ばかりが取り上げられますが、
失敗に至る土壌として
・マニュアルの不適切さ
・トレーニングの不適切さ
・乗務員の過労
・操縦系統の複雑さ
など複雑な背景があると伝えられています。
失敗した人を責めるのは、
日本人の文化、お白州で...といった文化が
脈々と流れているように感じます。
行き過ぎた例が、日勤教育。
これも日本の文化です。
もちろん良い面もあるでしょうね。