タバコと税

たばこ税は財源として欲しいからか、
という議論も目にします。

それも一端にあるかと考えますが、
タバコは、ニコチン依存症という依存症の一種です。

依存症として既に触れてきたようにマイルドなものです。

このマイルドな依存を禁止し、
治療を行わないとよりハードな依存に走ることとなります。

アメリカの禁酒法
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/20462ac1d94f78d56902aff3123bc10a

しかし、一方で依存する物質が非常に安く手に入ってしまうと、
その依存傾向はいっそう高まってしまいます。

そこで税金をかけ、
依存する物質に手が届きにくくして、
使用量を抑えてマイルドな依存をよりマイルドな範囲にとどめる
という政策を行います。

これはハンガリーなどの肥満税、
欧米各国のソーダ税などにも見られます。

依存 - 仕事中毒 etc.
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/768327c3d7055c611ebb40d7bd6adb56


肥満税
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%A5%E6%BA%80%E7%A8%8E

コカインが安く手に入るロンドンのシティで薬物中毒が蔓延していることからも、
依存対象が簡単に手に入る状態にハードルを付ける必要があることからもわかります。