都市型オフィスへの提案、
つまり郊外型オフィスへの提案に関するシリーズです。
なぜ日本企業は大都市にオフィスを構えたがるのか。
これは私見ですが、
戦後型の護送船団式の企業の合従連衡、
横並び人脈重視の考えの行き着く先のように見えます。
価値の基準が他人からどう見えるかにあるようです。
独創的なものを生み出すことに重きを置くなら
他人の価値に縛られないと考えます。
横並びの商品故に、
売るには人脈が特に大事なのかもしれません。
それには大都市部のオフィスが必要。
そして独創性があれば
横並びの安売り競争とも一線を画すことになります。
もちろん皆そうなることがいいとは考えませんが、
今の日本は横並びの安く・大量に、の行き着く先であるような
状態です。
本当に必要なのは
横並びからいち早く抜け出し
自分の世界を見つけ出すこと。
それには画一的な価値観を外科的に破壊することも視野に入れ、
入れ物を変えるのも一手です。
住宅費や交通コストを下げつつ
新しい世界を探す。
無論入れ物はお金を掛けずに、
質素倹約。
それでいて日本社会の横並びを感じさせない
遊び心があると面白いのではないかと考えます。
従来の延長線上に未来はありません。