都市型オフィスへの提案 part6

都市型オフィスへの提案、
つまり郊外型オフィスへの提案に関するシリーズです。

なぜ日本企業は大都市にオフィスを構えたがるのか。

これは私見ですが、
戦後型の護送船団式の企業の合従連衡
横並び人脈重視の考えの行き着く先のように見えます。

価値の基準が他人からどう見えるかにあるようです。

独創的なものを生み出すことに重きを置くなら
他人の価値に縛られないと考えます。

横並びの商品故に、
売るには人脈が特に大事なのかもしれません。
それには大都市部のオフィスが必要。

そして独創性があれば
横並びの安売り競争とも一線を画すことになります。

もちろん皆そうなることがいいとは考えませんが、
今の日本は横並びの安く・大量に、の行き着く先であるような
状態です。

本当に必要なのは
横並びからいち早く抜け出し
自分の世界を見つけ出すこと。

それには画一的な価値観を外科的に破壊することも視野に入れ、
入れ物を変えるのも一手です。

住宅費や交通コストを下げつつ
新しい世界を探す。

無論入れ物はお金を掛けずに、
質素倹約。
それでいて日本社会の横並びを感じさせない
遊び心があると面白いのではないかと考えます。

従来の延長線上に未来はありません。