日本の産業構造

これまで幾たびも日本の産業モデルについて記して参りました。

世界の工場として
隆盛を極めた時代もありました。

この時代は東京に本社があり
地方の工場で製作した商品を
全国・全世界へ販売するというモデルが機能していました。

地方の工場を統括するには交通網の集中した東京・大阪に
本部機能があることが何より重要だったことは認めます。

今の時代は日本に工場をおかず、
諸外国に生産拠点を持ちその統括を行う本部拠点としての
東京がもてはやされています。

それ故、成田国際線より羽田国際線がもてはやされる。

ここで一歩引いてみます。

通信、とりわけインターネットが発達した現代において
国際統括を行う拠点が東京である必然性は
相対的に低下しています。

それほど東京にこだわらなくてもいいはずです。

その成功例としてユニクロが挙げられます。

都内から羽田へ抜ける時間を考えると、
地方空港から福岡・関西・成田を経由しても
大きく時間は変わらないことが多いようです。

もちろん大都市部に本部機能を置くより
コストは数段安く
従業員の生活基盤も安定します。

国際機能を持つ企業であれば、
国際線への乗り継ぎが楽な都市へ、
国内機能を重視する企業であれば
国内の主要な顧客の実際の生活が見える
郊外都市で顧客の姿を思い浮かべて生活をするのも一つの手です。

長期滞在
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/3f2fc2dc09c3ca6143a86a2b00518ce9

どうしたいかを考え生活の一部にするのも一つの答え。