ヒートアイランド現象 part4

酷暑のこの夏。
亡くなる方もでてきています。

これまでの記述。

ヒートアイランド現象 part3
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/0fce7216334cccd45165110b2809a150

ここで東京は「集積」した都市と記しました。

話題を一旦変えます。

集積回路というものがあります。
英語では"Integrated Circuit"つまり"IC"です。

集積回路(Wikipedeiaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E7%A9%8D%E5%9B%9E%E8%B7%AF

文字通り回路を「集積」したものです。

さらにこの集積度を上げていったのがLSI
コンピュータにおさめられているCPUです。

CPUは大きな計算処理を行うため多くの電力を必要とし、
その上発熱が発生します。

そのまま放置すると壊れてしまうため、
ヒートシンクをつけたり冷却用のデバイスを取り付け
冷却します。

一例としてヒートシンクを挙げます。

ヒートシンク(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF

この計算能力が大幅に高まったスーパーコンピュータでは、
本体より大きいのではと思わせるような冷却システムを持っています。

口の悪い方からは「冷蔵庫」と揶揄されています。

昨今では集積して一カ所で計算をしきれないため
多数のコンピュータを連結して
グリッドコンピューティングやクラウドコンピューティングになっている状況です。

さてヒートアイランド現象について記しています。

ここから集積しきれなければ
分散することも答えのひとつであることが分かります。

暑さで人が亡くなる世の中です。

クラウドシティというのも選択肢です。