振り込め詐欺対策 part13

久々となります、
振り込め詐欺への対策に関するシリーズです。

以前本ブログでも記しましたが、
詐欺の電話かどうかの判定を補助する機能がついた電話機があります。

振り込め詐欺対策 part8
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/a04ac848b0405f67c1485a127581cb58

この電話機に買い換えようとしても、
今使っている留守番電話になくなった方の声が録音されていて
買い換えるのにはちょっと、
という方もおられます。

確かにその昔の留守番電話は
SDカードやテープに録音せず
本体内蔵の録音機能に蓄積するものがありました。

これを救出する方法をご案内します。

用意するもの(主要な部品)は次の通りです。

・一方にステレオミニジャック、もう一方にRCA端子(右・左)を持った配線
・コンピュータ
・ハイローコンバーター
・マイクアンプ
・ニッパー
です。

Step1. 留守番電話機の本体のネジを外し
    再生用のスピーカーが見える状態にします

Step2. スピーカーにつながっている配線を一方だけ
    ニッパーで切ります
    
Step3. スピーカーにつながったままの配線を
    ハイローコンバーターのハイ側の一方の端子に
    スピーカーから切り離した配線を
    ハイローコンバーターのハイ側のもう一方の端子に
    接続します

Step4. ハイローコンバーターのロー側に
    一方のみにステレオミニジャックのついた二本のRCA端子
    を接続します

Step5. ステレオミニジャックをコンピュータの録音端子(LINE or マイク)に接続します

Step6. コンピューター上の録音用プログラムで録音しながら、
    留守番電話機を再生します

オプション. 右か左の端子に音がよるので
      一方だけの音を拾ってもいいかもしれません


ここでハイローコンバーターを使っているのは、
留守番電話機のスピーカーの信号レベルが
コンピュータの録音端子の信号レベルよりはるかに高いため
その信号レベルを下げるためです。

こういった方法で、
古い留守番電話機の録音を救出することができます。

利用できる方、どうぞ。