お国自慢

民謡を聴いていると、
お国自慢と言われるジャンルがあります。

ここの城下はこんな特産品があって、
景色も素晴らしい
といったもの。

城下というからには
明治以前の歌です。

その当時の産業は、
米作りをはじめとする農業。

だから年貢として税金を徴収する。

これは誰でも分かることです。

三ちゃん農業といわれた
農業の後継者がいなくなり、
米の消費量も大幅に減少しました。

同時に兼業農家として農業に従事しながら
地方の工場に勤める農家の勤め先の
工場も海外に移転しました。

その昔民謡で歌われた
「お国自慢」のベースとなる
産業が地方では衰退しています。

ネットの記事を見ていると
地方の30前後の男性の平均収入が
300万円も行けばいい方だという投稿も見受けます。

外国人労働者の受け入れも否定はしませんが、
低所得者層となってしまっている部分を
外国人労働者に置き換えるだけの政策ではなく、
お国自慢ができる産業が必要です。

先日の日経の記事でも
これからの日本はものづくりが基幹産業とは
なり得ないといったものもありました。

そこでかつての記事。

都市型オフィスへの提案 part2
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/5e619b0c197ca26085e96ef6ff24b498

産業は工場生産だけではありません。