J(ジュール)。
仕事の単位です。
もちろん物理の単位です。
物理の話はめんどくさいな、という方もおいででしょう。
このJ(ジュール)、エネルギーに関わる単位です。
1秒あたりのJがW(ワット)、つまり仕事率。
1馬力(PS)は、
約745W = 1PS(英馬力)
約735W = 1PS(仏馬力)
です。
さて、節約をしようとすると
日々の支払いを少しずつカットする方法をよく取ります。
月々の携帯代金を、
酒代を、ガソリン代を、電気代を、といった具合に。
月々の支払いが減れば
トータルの支出が減ります。
昨今地球温暖化の進行が顕著だと思われる
気象現象の変化が見られます。
CO2の削減が必要ですが、
現在は化石燃料に多くを頼っています。
化石燃料の節約を図ろうとすると
お金の節約と同様日々のエネルギー消費を減らすことが効果的です。
エネルギー消費の一つとして「交通機関による移動」
があります。
電車やバスを空で動かすだけでCO2が生じ、
乗客や荷物が載るとさらにCO2が増えます。
これは色々なところで言われていることですが、
「日々の通勤」をテレワークにより減らすと、
CO2の削減になることが予想されます。
そしてこれまで触れてきたように、
テレワークを主体とすると
住む場所の制約が少なくなります。
つまり人の分散居住が図れます。
別荘地
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/7b2983f879099c06aa19a5cbbd0ed62f
ここから少し通常と論点を変えます。
「片荷」という言葉があります。
トラックなど行きまたは帰りだけ荷物が荷台にあり、
片道は空で動くというものです。
これは必要以上にCO2を排出することになります。
片荷に対して声を上げている運送事業者の声があります。
東京一極集中が進むと、
工場や農産物が東京に集まってくるため
片荷が多くなります。
テレワークを利用し分散居住が進むと、
片荷を減らすことができる可能性があります。
ストイックにCO2を減らすことも一手ですが、
生活のあり方を全体的に見直し、
細々とした無駄を減らすことも手段としてあるかと思います。