年齢とやる気

年齢を重ねてくると目標を見失う方や
それでも進み続ける方々と
さまざま見られます。

一部の意見では
年齢を重ねてくると先がないから目標がなくなるといった話や、
色々なことを経験してひとつずつ感情が動かなくなる
といった話もあります。

一方でなくなった日野原重明さんのように
100歳を超えても生き生きと生き続ける方もおられます。

日野原重明さんには将来はなかったはずですが
それでもはつらつとされていらっしゃいました。

自分の将来のあるなしではなく、
世の中や社会の将来に目を向ければ先がある訳です。

よど号事件遭遇で得た人生後半戦への決意
https://president.jp/articles/-/9320

稲盛和夫さんもおっしゃっておられますが、
利他の心や誰かのため
といった気持ちがあれば
自分だけではないから将来がある訳です。

よく中間層の言葉として中高年のやる気がない
といったぼやきが聞こえますが
多くの中高年は自分のためや
会社に貢献してその対価として金銭を得るといった発想を持っているため
「自分の」将来が見えてくると自然とやる気を失うわけです。

人間の性(さが)かもしれません。