難しい題名です。
空間分解能。
2020年04月04日放送の
SBSラジオ テキトーナイト
でパーソナリティの鬼頭里枝さんが、
携帯電話のパケット通信をこの時期だけでも
無制限にできないか
とおっしゃっていました。
ここで空間分解能というものが影響します。
光ファイバーの中を伝わる光と、
携帯電話の電波はいずれも光です。
同じ光です。
携帯の電波は基地局から360°の方向に向けて
発信されています。
つまり共有(シェア)されているわけです。
その分だけ簡単に言えば薄まります。
光ファイバーの中の光は、
その光ファイバーのケーブル1本の中で閉じています。
シェアしていない分だけそれだけ簡単に言えば濃くなります。
この濃い薄いを「空間分解能」といいます。
同じ時代の技術であれば、
光に載せることのできる情報量は
同じレベルです。
つまりシェアする分だけ制限が及びます。
これが原因で携帯電話のパケット通信料を
無制限とするのに制約が掛かります。
もちろん5Gでは相対的に負荷が軽減される訳ですので
改善される見込があります。
こういった技術的制約から
携帯電話の無制限通信に踏み込みにくい背景があります。
もちろんこの現状から、
無制限にできればそれはそれでいいのですが。