社宅

題名と違うところから入ります。

在宅勤務をすると見かけるのが、
通勤時間がないため
残業時間が長くなるという現実です。

会社側から見ると
COVID-19の影響により収支が悪化している中、
残業代を抑えたいという動きになります。

良かれ悪しかれかつては社宅があり、
生活に関わる費用を会社がサポートしていましたが、
バブル崩壊とともに経営のスリム化を目指し
社宅を壊し土地を売り
社員自ら住宅を用意し金銭的なサポートを行っている現実があります。

これは都市部において従来型の電車通勤をベースとした場合
利便性を上げようとすると
持ち出しが多くなるため
実質的な賃下げです。

生活費が掛かる一方で賃下げを図ると
生活を維持しようとすると
長時間残業をする必要性が出ます。

ここで残業時間だけを削減しようとすると
単なる賃下げとなります。

何度も触れていますが
テレワークにより住む場所を郊外や地方に移せる現実から
社員の生活が成り立つように
通勤や居住に関わる現行制度を改めることにより
士気を低下させることなく
生活が成り立ちます。

お気に召した方どうぞ。