既に放送は終了しましたが
2020年8月の100分de名著は
ミヒャエル・エンデのモモ。
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/100_momo/index.html
指南役は京都大学の臨床心理学の先生である
河合俊雄さん。
第4週の放送で、
灰色の男の持つ空虚感は
依存症によるもの
そしてその灰色の男は時間泥棒であることが
示されました。
番組最終盤に作者、ミヒャエル・エンデの後書きとして
この話は過去の話としても成立する一方、
未来の話としても成立する。
<仮説>戦争はなぜほぼ70年周期で起きるのか
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/aa7657e98cba13b23757689a5b8642d8
時代は似通っています。
モモが灰色の男が保存しておいた
時間の花を貯蔵した金庫を閉めてしまう行為は
紛れもなくイネーブラーにならないこと
そのものです。
いまの時代に必要な本です。
NHKオンデマンドでどうぞ。