鉄道・バス大減便の先に くらしはどうなる?

2021年10月13日放送の
クローズアップ現代+
鉄道・バス大減便の先に くらしはどうなる?
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4594/index.html?1634025159=

大量輸送手段である、
鉄道やバスがコロナ禍のあおりを受け
経営が圧迫され地域の生活の足として維持を模索しながら
大幅減便を余儀なくされている現実があります。

番組中決まったルートを巡回する
MaaSの流れを汲む乗り合いタクシーの紹介もありました。

ここで一つの提案があります。

大量輸送手段は大きな車体で決まったルートを回り、
輸送量の増減は減便を行うという現実です。

一つの見方ですが、需要の増減に対応しにくい背景として
ダイヤ変更の難しさがあります。

いわゆるスジ屋と呼ばれる
ダイヤ作成のコンピュータによる自動生成が
これまで非常に難しかったことです。

これについてあるニュースで
量子コンピュータによりダイヤ作成が簡易化されたというものがあります。

量子コンピュータには様々な定義があり
反論は想定していますが、
量子アニーリングマシンやコヒーレントイジングマシン、
疑似量子コンピューティングほかが存在します。

※アニーリング: 焼きなまし
※コヒーレント: 簡単に言うとそろっていると言うこと
        レーザ光はコヒーレントな光とも表現される
イジングモデル: 統計力学の基本的な概念

これらの技術を利用すると、今後の処理能力の向上により
ダイヤやルートを柔軟に変更することが可能となります。

※もちろん一直線を走る鉄道では随時というわけにはいきませんが

するとバスを小型化、もしくはタクシーを大型化し
オンデマンドでルート選択と乗降客の選択を行い
輸送の最適化が可能となります。

もちろんこれは将来の話で、
それまで待っていられないという声もあると想定されます。

買い物弱者
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/8c89bb05a1a8d1c9d56d06cbb44759f0

テレワークにより分散居住・二拠点居住されたご家族により
生活の足を確保するのと同時に、
ボランティアによるご家族を目的地に送り届けるルートを登録し
近隣の希望者をオンデマンドで拾っていき
安価に輸送手段を確保して頂くのも方法として考えられます。

あくまで方法の一つです。

いかがでしょうか。