金子みすゞ詩集 ~ 100分 de 名著より

2022年01月放送の
NHK Eテレ 100分 de 名著は、
金子みすゞ詩集
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/pQWV2jMAyN/

一旦話はそれますが、
指南役の松本侑子さんは赤毛のアンの翻訳ほかでご活躍なのは周知の事実。

ビディフォード
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/eee9821f4a0264f9bd3833b000df4491

番組中で案内のあった
金子みすゞさんが児童文学書に詩を投稿していたのは
大正デモクラシーの時代であり、
選者の西条八十さんもその後童謡の作詩に移っていくその時代、
そして戦争の時代に近づいていったこと。

以前ここでも触れました。

与謝野晶子と蓄音機
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/f03d405686370184001e095404df31ec

グラビアの美少女
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/1449e6f798574d354c258db14c79cde8

「みんなちがって、みんないい」と記した、
その心境は自由な大正デモクラシーの時代から
同調圧力が強まり違いを許容できなくなっていった
息苦しいその時代を映していると考えられます。

そして同時期の男性詩人は詩集を発刊するも、
自分だけは詩集が出ない現実。

どちらも今の日本に似ています。

それ故金子みすゞさんの詩は現代に再び現れる。

第4週の放送が楽しみです。