住宅地に潜む“盛土リスク” 阪神・淡路大震災 残された課題

今週は放送からのご紹介が多くなります。

2023年01月14日放送の
NJKスペシャルは
住宅地に潜む“盛土リスク” 阪神・淡路大震災 残された課題
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/J1Z21VG913/

高度経済成長期に大都市部に新興住宅地が造成される中、
盛り土を行い多くの住宅街が形成されたこと。

盛り土の多くが当時想定されていなかった問題により
崩落の危険性があり、その費用の問題、工法の問題、
多数の造成箇所が存在し手がつけられないほどの状態になっていること。

ここでかつての記述。

新興住宅地
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/fb902b903889a660ec5cdce38a8177e2

2021年 紅白
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/fe3d885618329e96ac201b9e4c2e9c39

もともと盛り土を行い住宅地を造成することとなった背景に、
大都市への人口集中、
つまり鉄道による労働力の送り込みを前提としているわけです。

COVID-19により広がりを見せたリモートワークにより
鉄道を用いた通勤の必須度が低下しています。

一案ですが、
私有地であるが故盛り土への対策ができない現実があるのなら、
空き家が増える昨今、そして都市に住む必然性が低下している背景を考え、
希望者から盛り土の上に立つ土地を行政が買い取り、
盛り土への対策もしくは盛り土の取り崩しを行い、
対策必要箇所を減少させることも可能です。

これもひとつの方法です。