欲望の資本主義2024 ニッポンのカイシャと生産性の謎 part2

まずかつての記述。

欲望の資本主義2024 ニッポンのカイシャと生産性の謎
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/bfd8e6bd355954818ae79edda06c1aed

この中で生産手段が仮想化され、
PCの上で完結する事実が伝えられていました。

ここで視点を変えます。

下請けの中小企業の存在です。

日本企業の過半を占め大企業が生産する商品の
ネジ一本から接着剤や素材を作る
重層化された産業構造が広がっています。

この重層構造ができあがったのは、
他ならぬ生産手段を持つには大規模な資本がものを言う現実があり、
それ故下請けの中小企業が日本のものづくりを支える
構造が必然的に起こって行ったと容易に想定できます。

ここで生産手段がPCという仮想化された空間に移行している事実を見ると
この重層構造で値下げ圧力にさらされ
青息吐息に陥っている中小企業の方々こそ
IT技術を用いると大資本からの圧力に日々あえいでいる
状況から抜け出せる可能性があります。

どうお考えになるかは自由です。