Point of No Return

Point of No Return.

Chemistryの曲名でもありますが、
歴とした航空用語。

目的地上空で上空待機2時間ができるだけの燃料を搭載し、
出発地より目的地へ向かっていきます。

このときあるところで燃料残を使い切っても、
出発地に戻れないポイントがあります。

これをPoint of No Returnといいます。
文字通り「帰還不能点」。

辞書を引くともう一つ意味が出てきます。
「もはや後に引けない点」。

仕事であろうと何であろうと
どのような状態でもそうですが、
今何かトラブルが起こったとき、次どうするか?
後に引けない状態となっていたら代替手段をどう考えるのか?
を考えておくことを必要とされます。

急病人が出た場合を例に挙げます。
ダイバートするのか、ドクターコールするのか、
ダイバートするにしてもどこの国の空港に降りると
医療設備やその後の対応に問題がないのか、
常に考えておくということです。

被害を最小限にするマネージメントだと思われます。