余談 飛行機の魅力

余談です。

自動車と異なり、飛行機にはデザイナーがいて
クレイモデルを作成し、
魅力的に見せているわけではありません。

高速空気力学と機体運動学、
材料力学などなど枚挙にいとまがありませんが、
理詰めの外観です。

理詰めの結果のフォルムです。
非常に美しいと思っております。

これは有名な話ですが、
Boeing 747についてはさらに特殊で、
超音速機SSTが主流になった折には
貨物専用機になること、
貨物機としてノーズカーゴドアを開閉するために、
配線や油圧系統が集中するコックピットを
アッパーデッキに設置し、
コックピットの配線等を可動式にせずに済ませています。

さらにワイドボディ機のコックピットを1階に置くと、
キャプテンとco-pilot間の物理的な距離が大きくなることを考え、
絞り上げたアッパーデッキにコックピットを置き、
後方の見切りの確保とキャプテンとco-pilotの距離を短くしています。