一時期世間を賑わせた
ロッキード L-1011
通称: トライスター
に触れます。
技術的には先進的です。
離着陸が自動化されている
ところなどは現在でも先進的です。
機体の設計・素性も悪くなかったようです。
さて、このトライスターは「ある意味」有名です。
なぜそのような「こと」に及ばざるを得なかったかというと、
・エンジンメーカであるロールス・ロイスの経営破綻
・ロールスロイス以外のエンジンを搭載できない拡張性の低さ
・センターギアの増設ができず
燃料を増やして、最大離陸重量増に備えて行くことができない
など拡張性の低さにあったようです。
物作りの失敗は、時として会社を脅かし、
会社は救わんとばかり「こと」に及びます。