政府有識者会議で話し合われる
ホワイトカラー・エグゼンプション。
以前本ブログで北欧の働き方について記しました。
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/d/20130927
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/d/20140417
私自身はこのシステムの導入に反対です。
ただし、このシステムは良くも悪くも作用するということも
付け加えておきます。
なぜなら、すでに触れているように
人間社会はカオスであり、
類は友を呼ぶから。
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/d/20140419
この制度を利用すると
社員の生産性を上げることができる、
と考える経営陣や中間管理層がいるのなら
その組織はそちらの風潮に流れます。
この制度を悪用すると
外食チェーン等の名ばかり管理職のようなものの拡大となり、
残業代無しの仕事のし放題。
人の使い捨て。
私が反対するのは、
現在の風潮が為替等ですでに日本が従来のスタンスである
「世界の工場」というモデルを主力として据えるのが
厳しい状態となっているので、
労働単価を下げる材料とされる可能性が高い現状です。
現に、研修生を海外から迎え入れ、
安い労働力として使っている現状があります。
あげるべきは「生産性」と為替に見合った「労働単価」です。