交代要員と船員法

船員法という法律をご存じかと思われます。

昭和30年代までの船員法では、
沈没しても船長は船を離れてはいけないことになっていた、
とおぼろげながら記憶しております。

※現在の船員法では全員下船後であれば、
 待避できるように伺っております。
(専門ではないので間違っている可能性があります)

昭和29年の青函連絡船 洞爺丸ほか数隻の沈没事故でも、
船長がそのまま船とともに沈んだようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%9E%E7%88%BA%E4%B8%B8%E4%BA%8B%E6%95%85


さて、航空機。
以前このように記しました。

「交代要員」
http://777-300er.mo-blog.jp/blog/2012/06/post_5b10.html
※上記URLは2014年秋までご利用いただけます。
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/be1a43bbe15f984db6f8ee6bb02d177c

根性論が禁物の民間航空機(長距離国際線)では、
機長が2名以上います。

そうでなければ、
安全な航行ができないからです。


さて、日本企業に目を移します。

一人プロジェクト、休めない担当者、24時間体制の管理職、
これでは疲弊する一方かもしれません。

責任機長と交代機長がいても良いのでは?