Future of Flight

シアトル郊外のエバレット・シティにある、
ボーイング エバレット工場。

この工場に隣接するように
Future of Flightというボーイング直営の
博物館があります。

この博物館の見所は、
エバレット工場内の見学コースがあること。

ネット上にも多く記事があるように
私物はすべて預け
何も持たない状態で入場しなければなりません。

工場に向かうバスの中で、
777はエンジン無しで(約)2億ドル(だったでしょうか)
誰かこの中で買う人はいないかい?
と軽くジョークが。

実際に工場に入る前に
747-LCFという787の主翼などを
中部国際空港から空輸するための
改造された747数機に出会いました。

なかなかの大きさです。

中に入るとカフェテリアが実に19もあり、
従業員に食事を提供。
ここでも規模が違います。

実際に工場のラインに入ると
747や777、787をはるか下に見る高さのデッキを歩きます。

いかに大きいかを実感します。

横に飛行機が並び高さはすっぽり覆う程度といえば
よく分かるかもしれません。


Future of Flightの屋上に立ってみると、
試験飛行中(納品前)の機体の試験飛行をたまに見ます。

その日たまたま旧Sun Arc塗装のウィングレットの一部
(出荷前は塗装はすべて行っておらず緑色のコーディングのみ)
が塗装された737の試験を行っていました。

工場側の誘導路には目張りをした787がたくさん並んでいました。
同時に747-8Fも多く並んでいました。
圧巻です。

アメリカらしい産業の工場であり、
スケールの大きさを実感できます。