長時間残業と工場・ホワイトカラー

日本のホワイトカラーの生産性の低さについて触れてきました。

日本のホワイトカラーの生産性
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/48889a3e159eafb780bbe7e3cb7a1321


工場など工程が決まっている部門では、
増産のために生産ラインを稼働する時間を増やせば、
自然と生産量が増えそれにつれて利益が増えます。

元々工場で生産しているものは原価管理が行われ、
決められた範囲で作って売れば売るほど
自然と利益になるわけです。

そういった理由から長時間残業は
利益に直結したわけです。


工程が決まっていない仕事、
そこでは残業した時間は利益には直結しません。

むしろ、赤字にさえ至る可能性があることを
理解できていません。

収入と利益が比例しないこと、
長時間労働が利益に比例しないことを
なんとなく理解できていても空気がそれを許しません。


そこで以前の記述。

やる気と統制
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/9687fe3c2ee6261cd1f237d603621db0

先に触れた仕事中毒とも関係があります。

動機付けという基本的な部分に
ボタンの掛け違いがあります。