モラルハラスメントに関して

しばらくぶりですが、
モラルハラスメントについて取り扱います。

※医学的に正確な知識に基づいているわけではありません。
 正確な判断は最寄りの医師の方までお問い合わせください。


まずWikipediaから拝借します。
モラルハラスメント
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88


ターゲットとなる人物は概して生活の中から喜びを見つけるような人物であったり、
奉仕の精神を持つような人物であったりするようです。

また前後で発言内容が異なることや、
他人の不幸は蜜の味といった感覚を持つようです。

特に介入しても効果が薄いとされるのが「自己愛型」。
http://work-harassment.com/faq-analys.html

深刻度が特大であることは想像に難くありません。

そこで再びWikipediaより。
自己愛性パーソナリティー障害
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3

この記述にあるように自己愛性パーソナリティ障害を持つ人物は
過大な目標を押しつけることや、
自己に対する過大な評価(自分は天才であると発言するなど)を持っている場合があります。

考えられる要因として幼少期の虐待や過保護が原因と考えられているようです。

この自己愛が満足できなかった場合に見せるパターンがいくつかありますが、
一つは退行。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E6%A9%9F%E5%88%B6#.E9.80.80.E8.A1.8C_2

自身を天才と表現していた後、
自己愛が満たせなくなるとより幼児期の状態に戻り大人しくなってしまう状態など。

また自己愛憤怒。
自己愛憤怒
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E6%86%A4%E6%80%92

ここの記述にあるように自己愛を満足できず
非常に大きな怒りを表すことがあります。

このような背景がありますので、
上司や教師が介入しても効果は非常に限定的で
何度もモラルハラスメントを繰り返し、
周囲に病気休職者が次々と生み出されることとなります。

自己愛性パーソナリティー障害である方には
もちろん病識(病気であるという自覚)はほぼありません。

なかなか難しいですが、自らがターゲットとして選ばれているとわかったら
できる限り接触は避ける、
ICレコーダなどで執拗なモラルハラスメント行為を記録するなどが
対策としてあります。

加害者への対応は難しいものとなります。
退職・異動などが可能な判断となります。