モラルハラスメントに関して part3

これまでモラルハラスメントについて再び記して参りました。

モラルハラスメントに関して part2
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/69d1b46980b0319d12d579e7df0f2e12

※医学的に正確な知識に基づいているわけではありません。
 正確な判断は最寄りの医師の方までお問い合わせください。


真の意味でのモラルハラスメント(自己愛型)において、
次のような内容があります。

自己愛的防衛 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E7%9A%84%E9%98%B2%E8%A1%9B

この中で「投影」というものがあります。
この投影について。

投影性同一視 - 防衛機制 - Wikipediaの記述より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E6%A9%9F%E5%88%B6#.E6.8A.95.E5.BD.B1.E6.80.A7.E5.90.8C.E4.B8.80.E8.A6.96

投影性同一視 - Wikipediaの記述より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%95%E5%BD%B1%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%B8%80%E8%A6%96

自己愛的なモラルハラスメントを行う加害者が
ターゲットとする相手に行うものとされます。

ターゲットとなる人物は自分が悪いのでは?と考えやすい
メランコリー親和型と呼ばれる性格の方が多いとされます。

メランコリー親和型 - うつ病 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85#.E3.83.A1.E3.83.A9.E3.83.B3.E3.82.B3.E3.83.AA.E3.83.BC.E8.A6.AA.E5.92.8C.E5.9E.8B.E6.80.A7.E6.A0.BC

こういった被害者の方に対して加害者が投影を意識せず行うため、
被害者は自分が悪いと考えやすい性格をしていることから
自己愛的な加害者の悪い部分の映し鏡を見せられているようになり、
次第にストレス性疾患に陥っていくというものです。

具体的には、
本来は加害者自身の問題であるところ、
被害者を責め立てるような発言を行い
投影性同一視を通して
メランコリー親和型の被害者は自分が悪いのではと考えるようになり
次第に追い詰められるようです。

例えば無理な日程や人員で進め、
本来加害者が無理な内容を解決すべきところ、
被害者は周囲の全員に迷惑がかかると
自分さえ頑張ればとさらに無理を重ね、
既に悪かった状態をさらに悪化させてしまうような事例も見られます。

以前お示ししたリンクにも一部
わかりやすい例を挙げて投影性同一視について
触れています。

http://matome.naver.jp/odai/2142774452544069001

加害者は被害者に自分の持ち合わせていない部分を自然とかぎわけ、
ターゲットとしていきます。

また加害者にはサポートする共依存者がおり、
さらに共同して被害者を追い込んでいきます。

ロマンティック蟻地獄
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E4%BE%9D%E5%AD%98#.E3.83.AD.E3.83.9E.E3.83.B3.E3.83.81.E3.83.83.E3.82.AF.E8.9F.BB.E5.9C.B0.E7.8D.84.E3.81.AE.E9.96.A2.E4.BF.82

このような面もあり、
上司などが注意しても深く静かにモラルハラスメントは進行し、
気がついたときには休職者が多数発生するという事態に及びます。