サービス残業。
これは日本のどこの職場でもあるようです。
かなり注意している企業でもあるようなのが、
外出時のサービス残業。
長距離の外出を行う場合のサービス残業です。
あるとき、京都への日帰り出張を命じられた方がおられましたが、
予定に間に合わせるために自宅を出たのが午前4時台。
帰宅は、深夜に回っていたようです。
実際の勤務は通常の勤務のみ。
その上、交通費はしっかり厳密にチェックしておりました。
本来ならこのような場合、
遠隔地へ向かうのに要した時間を勤務に加えないと、
サービス残業となります。
交通費ばかりを厳密にチェックすると
士気の低下につながります。
短距離の外出でも同様で、
相手先の時間もありますので
通常の勤務時間より減少してしまうこととなります。
通常の勤務体系であってもサービス残業、
フレックス勤務であれば行った先での用事を済ませるのに要した時間のみが
勤務時間に計上されます。
先方も用事を満足するためには、
ご自身の勤務時間の間で業務を行うため
通常の勤務の中で終わるようになっているためです。
これではサービス残業を助長する形となってしまいます。
徹底的に改める必要がありそうです。