目黒のさんま

古典落語の演目、
目黒のさんま。

市井の人の生活を知らない将軍が、
お忍びで行った目黒で
さんまを食べ非常においしく、
殿中でさんまを所望すると
似ても似つかない形のさんまに仕上がり
将軍は一言、「やっぱりさんまは目黒に限る」。

図解とPowerPoint
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/cbb5c162362b3ced2ea659b7e3cd6b8a

官僚機構が生み出す新規事業が
どうも目黒のさんまで出てくる殿中の人々のようです。

プランは、いくら儲かるのか、etcといった
HowやWhatにばかり目が行き
すっかり美味しくないさんまになってしまいます。

もちろん慈善事業ではありませんので
利益を考えることは必要ですが、
さんまの原型をとどめないとみられます。

その悪循環で余計に
事前の青写真を気にする循環になります。

シェア part2
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/d3cd40ac02c209aabc7b24b094843f61

落語は現実にありがちなことをデフォルメしているため
笑えますが、自分の事となるとどうなのか。

将軍も生活を変えてくれる
美味しいさんまがお好みのようです。