高校教師

高校教師の思い出として
ずいぶんと個性的な方が多かったということが記憶に残っています。

高齢の先生となると、騒いで落ち着かない生徒を一喝して沈めようとせず、
上手に力を掛けずに場を納めます。

歴史の教師の方々も個性的な方が多く、
歴史と政治の流れを大局的に話して頂くことも多かったと記憶しています。

世界史・日本史ともに必ず仰っていたのは、
政権を奪取した後に長期政権に持ち込むには
正当性を用いる傾向が非常に高いこと。

確かに日本の武家政権は、
必ず征夷大将軍を授けられ正当性を内外に示すこと、
徳川第十五代将軍は、大政奉還を行い、
その正当性を手放す手続きをとっています。

さて、安倍晋三氏の国葬を岸田政権は打ち出しました。
内外に安倍氏国葬とすることにより
その正当性を打ち出す意味もあるかと思われます。

ここでかつての記述。

高橋是清、そして歴史は繰り返す part2
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/920c29ef2081268a66d8dbb3a0096743

岸田氏は安倍氏のいわば正当性を受け継ぐ形をとることは
モラルハラスメントを丸呑みすることとなり、
氏の「聞く力」を毀損するとみられます。

また、国葬は外交交渉を促進する面もありますが、
同時に統一教会自民党との関係性も内外に広く伝えられており
足下を見られます。

リツイートリツイート前川喜平さんのTwitterより
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/68f50d0423db73946bd8f4eaedbc4135

正当性を受け継ぐのならば、せっかくですからあちこちで話題になっていますが、
ホテルニューオータニの全面支援を格安で受け、サントリー酒類を無償提供頂き、
弔辞では統一教会からコメントをもらうといいかもしれません。

赤木俊夫さんは国民のための公務員として働き、
改竄(改ざん)を強要され自ら命を絶ちました。

本来ならこのような方を国葬にしてもいいかもしれません。
赤木雅子さんは望まないでしょうけど。

なるようになるさ。