オレンジ色のニクい奴

オレンジ色のニクい奴、というキャッチコピーの夕刊紙、夕刊フジ

夕刊フジ(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%95%E5%88%8A%E3%83%95%E3%82%B8

大都市圏の駅のスタンドで売られ、
仕事帰りのサラリーマンが帰宅途中の電車の中で一時を過ごし
網棚に乗せて家路につく光景は
めっきり少なくなりました。

この夕刊フジは日本初の夕刊タブロイド判として知られますが、
その創刊は1969年。

つまりこの記事のこの頃。

あゝ上野駅
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/1692da8270a25023a0a6671caa4d010f

通勤五方面作戦(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E5%8B%A4%E4%BA%94%E6%96%B9%E9%9D%A2%E4%BD%9C%E6%88%A6

通勤する労働者が増えたからこそ
タブロイド判の購読者が生まれる余地があるようです。

さらに深掘りするとタブロイド判の始祖である、
デイリー・メールが創刊されたのは以下の記述によると1896年。

タブロイド(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89

この頃起きていたのが第二次産業革命。

第二次産業革命(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E7%94%A3%E6%A5%AD%E9%9D%A9%E5%91%BD

回転式印刷機の登場と内燃機関も現れています。

複製技術の進歩と小口大量輸送を可能としていること、収入の増加に端を発していると
想定できます。

タブロイド判からも世の中が垣間見えます。