ファン・ザンテン機長

テネリフェの悲劇。

有名な事故です。

濃霧の中747同士が、滑走路上で衝突。
現在でも世界最悪の死者を出した事故として記録されています。

http://aviation-safety.net/database/record.php?id=19770327-1

http://aviation-safety.net/database/record.php?id=19770327-0

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A7%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9C%E6%A9%9F%E8%A1%9D%E7%AA%81%E4%BA%8B%E6%95%85

この事故の中でKLMのグレートキャプテンである
ファン・ザンテン機長が気になります。

KLMでは、ほとんどのパイロットが
ファン・ザンテン機長の教えを請うており、
絶対的な権威となっていた機長。

FEからの
FE:「まだパンナム機が滑走路にいるのでは?」
PIC:「大丈夫さ」
というオランダ語での会話。

見込みによる勘違いを招いた事故です。
その他複合要因が指摘されていますが、
長い経験から来る「過信」は状況の変化に対して鈍感になります。

話を良く聞き整理すること。
それはCRMだけでなく、マネージメント上必要なことと思われます。