戦闘機と民間機。
その根本の設計思想が異なります。
戦闘機。
あくまで運動性能・攻撃性能に重きを置きます。
非常時は脱出して機体を放棄します。
主翼も時として翼端が下がっています。
これは安定性より機敏さを狙ったもの。
民間機。
基本的に枯れた技術の組み合わせで作られます。
どのようにしたら安全に機体・乗客ともに
けがはしたとしても命だけは助かるようにするか。
どのようにしたら安全にかつ経済的に航行できるか。
その設計思想の積み重ねが、
外観のデザインにまで現れています。