テッドスティーブンス国際空港。
いわゆるアンカレッジという空港です。
これはプロの方やマニアの方には当たり前の話です。
日本人、特に年配の方にはなじみが深く、
シベリア上空を通過してヨーロッパに向かう航路が開設されるまでは、
北回りヨーロッパ便、つまり北極を通るポーラールートの途中給油地として
知られていました。
北回りヨーロッパ便がなくなってからは、
貨物便の寄港地になっているようです。
荷物を運んでなんぼの貨物便は、
長距離の燃料を積まずにその分荷物を積み、
途中給油した方が儲かるかも、というわかりやすい答えです。
そのためこの空港のターミナルは、
かつての面影を残し非常に大きいです。
実際にターミナルは若干閑散としているものの、
貨物機がいっぱい。
空港周辺の建屋も貨物のハンドリング基地が非常に多いようです。
これがアンカレッジ国際空港の生き残るすべだったのです。