ル・マン24時間レース

一時F1をはじめとする自動車レースの中継が
大きな話題となりました。

現在では下火となりましたが、
地上波の中継もありました。

当時から私はF1など
スプリント(短距離)レースではなく、
耐久レースが好みです。

変人たる私のなせる技です。


特に好きなのが6月夏至の頃に行われる
フランス ル・マン24時間レース。

優勝賞金はわずか数100万円台(?)と聞いたこともあります。

レース云々の話はともかく、
このレースの特徴は、とにかく夜間を走る。
13km以上の総延長のコース、
それも公道(普通のサーキットとは違い路面が悪い)で
行われるもの。

夜間になると気温は0℃近く。
一転昼間は30℃程度。

最低速度数10km/h。
最高速度350km/h以上。

エンジン・ミッション等のパーツにかかる負担は
気温差・時間等相当なものです。


はじめにポールポジション(予選1位)を取っていなくとも、
序盤から中盤に1位を取っていなくとも、
マシンを大事にしながら
自分のできるラップを
コンスタントにこなしていくと
自然と上位争いが18時間後や20時間後に
変わってくるという人間世界を
表すようなことが起こります。


最後はボランティアのコーススタッフが
旗を振りながらコース上に出て祝福します。

何とも人間くさい「偉大なる草レース」です。