神田伯山さん

この方の登場まで、講談の世界にあまり日が当たっていませんでした。

神田伯山さん。

私も松之丞時代を含め何度か拝聴しましたが、
緩急自在な話芸であっという間に引き込まれていきます。

テンポの良さが絶妙で非常に楽しく聞かせて頂いています。
自然発生的な人気があるのはうなずけます。

ここで視点を変えます。

スター誕生!という番組がありました。

スター誕生!(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E8%AA%95%E7%94%9F!

このとき選抜されるのは、その人個人が合格するかどうかという
個人ごとの基準です。

このスター誕生!の姉妹番組として
お笑いスター誕生!!というものもありました。

お笑いスター誕生!!(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E7%AC%91%E3%81%84%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E8%AA%95%E7%94%9F!!

この番組でも10週連続で基準に達するかという、
演者個々人を見るもの。

さて、昨今M-1やR-1など対戦形式で
その年の優勝者をお笑いの大御所がお墨付きを与える形式の
コンテストが全盛です。

お笑い第二世代 ~ ある見方
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/a04e0948f724046bab8cb50822676afb

笑いの基準はその人それぞれの基準に合っているかどうかという、
かなり幅のある世界と素人ながら思います。

自然発生的な人気が影を潜め
大御所がお墨付きを与えるという形式に偏っている点が、
今の日本の現実なのかもしれません。

どうお考えになるかは自由です。